浮気調査とはどういうものでしょうか?
今までのご依頼者様の体験談を、ご依頼者のお悩み、その解決方法、解決後まで、ご紹介いたします。
(ご依頼者様に許可を頂いた上で掲載しております)
私は28歳の専業主婦です。
家族構成は旦那と、私と、今年1歳を迎えた双子の4人家族です。
私と旦那の出会いは、25歳の時友人の紹介にて知り合い、その後数回のデートを重ねたのちに旦那に告白をされて付き合い始めました。
彼と付き合い始めの頃に、『俺は、キレルと手が付けられなくなるタイプだから、俺が怒り出したらそっとしてほしい。』と言われた事があります。
私はどちらかというと争い事が嫌いですし、大きい声出す人がとても苦手なのでそれを聞いた時この約束はこの先もずっと守っていこうと心に誓いました。
しかし、結果としてこの約束はあまり良い約束ではありませんでした。
何故なら彼が怒り出すと私は、彼が落ち着くまで話すのを止める為全く喧嘩にならないのです。
これは彼の望み通りだったはずなのですが、彼は怒りを感じても私が何も話さなくなる為彼は常に不完全燃焼のままでした。
その結果付き合っている時も、結婚してからも私達は喧嘩という喧嘩を一度もした事がありませんが、そのせいで私達の関係は薄っぺらいままでした。
喧嘩は度が超えると良くないですが、信頼関係を築くにはきっと必要不可欠な物なのでしょうね。
その事に私が気づくのはまだずっと後の事です。
結婚1年半を過ぎた頃、私は妊娠しました。
初めての妊娠に戸惑いを感じながらも、旦那との間に子供ができた事は私にとってとても嬉しい事でしたし、旦那もとても喜んでくれたのを覚えています。
しかもお腹の子は双子で私達家族は一気に4人に増えました。
私はつわりがとても酷く、つわりが始まってからは食べ物を何も食べられなくなりました。
つわりは大抵妊娠3~4ヶ月でおさまるものなのですが、私の赤ちゃんは双子だった事もありつわりが通常よりも長引き本当に大変でした。
食事は勿論の事水分も飲むことが出来ず体重は5kg以上減少し、私は急遽入院する事になりました。
入院後は直ぐに退院できたのですが、私の両親が酷く心配して、少し早いですが退院後はそのまま里帰りする事になりました。
私の実家と私達夫婦の家は車で片道2時間程離れている場所にあった為、彼も仕事がある為中々実家に来ることが出来ず私達は暫く離れ離れになっていました。
正直私は、つわりが酷く家事をしている余裕が無かったので、私が動かなくてもなんでもしてくれる実家は本当に楽ちんで、ずっと実家に居たいな。なんて思ったりもしていました。
そんなある日の事です、その日は目覚めも良く体調もとても良かったんです。
そして久しぶりに旦那に会いたいなぁと感じました。
その時の私達は電話やメールで一応毎日連絡は取り合っていいたものの、2カ月間くらい会っていない状況でした。
そこで私は、突然家に帰って旦那を驚かそうと思ったんです。
私はワクワクしながら準備をしていました。
すると旦那の会社の同僚の奥さんから一通のメールが届いたのです。
その内容は『余計なお世話かもしれませんが、○○さん(私)の旦那さんがどうやら会社の受付の女性と浮気をしているようです。昨日うちの旦那と飲みに行っていたのですが、旦那さんが浮気相手の話をしていたそうです。私はその話を旦那から聞いて、○○さん(私)に言うかどうか迷ったのですが、これは黙っていてはいけない事だと思い連絡しました。』
体調の良かったはずの私は、このメールを見てから吐き気が止まらなくなりました。
そして私がつわりでこんなに苦しんでいる間に、他の女と楽しい時間を過ごしていたのだと思うとどうしようもない怒りがふつふつとこみ上げてきました。
私は意識がもうろうとするなか、車を走らせ私達夫婦の家へ急ぎました。
家に帰ると、思っていたよりも部屋は綺麗なままでした。
何か浮気の証拠はないかと思い、家の中を探ってみると、客間に2人分の布団が敷きっぱなしになっていました。
私達はいつも寝室のベッドで寝ていた為、このように布団を敷いて眠る事はありません。
しかも2人分の布団です、誰かがこの家に泊まったという動かぬ証拠です。
そして次に私はゴミ箱を漁りました。
ゴミ箱の中には、コンビニ弁当のゴミが溢れていましたがその中に使用済みのコンドームが入っていたのです。
これを見た瞬間私はその場で吐きました。
朝から何も食べず、出るものは何もない筈なのに沢山吐きました。
私はいずれも携帯のカメラに証拠を押さえ、そしてそのままリビングの椅子に座り彼が帰ってくるのを電気もつけずにずっと待ち続けました。
彼が帰ってくるまでの間収まらない怒りで頭がおかしくなりそうになりました。
そして心の底から旦那を憎みました。
このまま、旦那とお腹の子供を道ずれに心中するのもいいかもしれないとさえ思いました。
そんな時にやっと旦那が帰ってきました。
電気をつけると私がリビングに座っていたので彼は大きな声をあげて驚いていました。
私は間髪入れずに、客間の布団の事と、ゴミ箱に入っていた使用済みコンドームの事を問いただしました。
彼は顔が真っ白になり、色々と言い訳をしていました。
私は頭に血が上っていた為か彼が何を言っていたかはあまり覚えていません。
この証拠を突き付けても尚しらを切る旦那に対して、最後は今朝来たメールを直接見せました。
そこで旦那は観念してその場で土下座を始めたのを覚えています。
私は生まれて初めて人に対して怒鳴りました。
泣きながら、吐きながら、怒りを旦那にぶつけました。
私が取り乱す姿を初めて見た旦那はもうどうしていいかわからなかったのか、床に頭を付け土下座をしたままただひたすら謝っていました。
もう心中するしかない、そう思った時です。
お腹の中の双子の赤ちゃんがドンドンドンドンともの凄い勢いで蹴ってきたのです。
その激しさは今までにないくらいのものでした。
その時私は、はっと我に返りました。
私は怒りのあまり、私のお腹の中で一生懸命生きている双子の子供たちの事を忘れかけていました。
その時、この子達の為に、私達はどんなに辛くても生きていかなければならないと思いました。
そんな事を考えている時、旦那はポツリポツリと話しをし始めました。
その内容は、自分は付き合ってから今まで私と喧嘩ができず、フラストレーションがたまっていた事。
喧嘩ができなかったのは自分が一番最初に言った約束のせいだった為今更どうする事も出来なかった事。
喧嘩ができない事で私との間に大きな壁を感じていた事。
つわりで私が家に居なくなってから自分は自由になった錯覚に陥り、今までのフラストレーションを解消すべく浮気をしてしまった。
でも、私と、お腹の子供達は失いたくない、こんな自分を許してほしい。
本当に愚かだった。本当に申し訳ない。というものでした。
浮気相手の事については、その女は会社の受付の子で、自分が結婚してからよく話しかけてくるようになった人だったそうです。
彼女は特定の誰かと付き合うよりも、既婚者の人と付き合う事の方が性に合っているタイプらしく、よく既婚者に手を出している事で有名な人でした。
彼女との関係は1回きりで、彼女に対して特別な感情は何一つ抱いていないと言っていました。
私は彼の話を全部聞いた後、彼の中でフラストレーションがたまっていたのは私自身が彼と真正面から向き合うのを避けていたせいでもあると感じました。
もし、お腹に子供達がいない状態で同じことが有ったら私はきっと即離婚だったと思いますが、お腹の中の子供達の事を思うと、彼らから“お父さん”という存在を奪う事は非常に罪深い事と感じ、私は旦那を許す事にしました。
それから私は里帰りを止めて、どんなに辛くても私達夫婦の家で過ごす事にしました。
出産後は我が家に母が来てくれる事になり、私は私達夫婦の家から離れませんでした。
旦那も人が変わったように私を、そして双子の子供達を大切にしてくれるようになりました。
それでも、私の中では彼の浮気を完全には許せずにいます。
この先、子供たちが無事に成人を迎えたら、私は彼に離婚を突き付けるつもりです。
それまでは旦那にはこのまま良き夫、良き父でいてもらい、私は良き妻、良き母でいようと思います。
子供達はめでたく1歳になりました。
私の我慢はあと19年です。
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