浮気調査とはどういうものでしょうか?
今までのご依頼者様の体験談を、ご依頼者のお悩み、その解決方法、解決後まで、ご紹介いたします。
(ご依頼者様に許可を頂いた上で掲載しております)
友人の家庭でおきた不倫の出来事です。
S子のご主人はお医者さんでした。40代後半のぽっちゃり体形の男性です。お世辞にもかっこよくはありません。専業主婦の妻S子はすらりとしたキレイな女性で、ご主人の10歳年下です。
立派な一戸建てに住み、庭にはS子の趣味の花がたくさん植えられて、裕福な雰囲気が外観からも伝わってくるようなお宅でした。
しかし、結婚して間もなくS子の家の夫婦関係は崩壊しており、最初のうちは家庭を顧みず、自分を見下すような夫との離婚を考えていました。しかしある時から、この暮らしを捨てるわけにはいかないからと、S子は離婚しないと決心していました。
10年以上前になりますが、S子とご主人の出会いの場となる食事会に私も参加していました。
ご主人はすぐにS子を気に入り、猛アタックをしていたのを覚えています。参加したS子以外の女子たちで、お医者さんだけど全くかっこよくないし、あんなに必死にならないと女の子とデートもできないんだわ、とひどい事を言っていました。
まさかS子と付き合うことになるとは思わなかったのですが、その食事会から一か月ほどで、その報告をもらいました。
今思うと、最初こそ熱心だったものの、釣った魚にエサをやらないタイプだったのです。
S子のご主人は、前に一度離婚してバツイチでしたが、前妻との間に子供はいませんでした。
実はその食事会の時には、まだ結婚している身だったのです。
S子と結婚して10年以上経ちましたが、浮気の話はとくにありませんでした。
しかし、ご主人はある時をきっかけに朝5時に出勤するようになりました。
しばらく仕事が忙しくなるから、夜はこれ以上時間がとれないので、病院が始まる前にいろいろと済ませておきたいと説明されました。
S子はOLの経験はありますが、病院の勤務については分からなかったので、そのまま受け入れるしかありませんでした。
朝食もいらないと言いましたが、最初はS子も一緒に起きて準備をしていました。しかし、そのうちS子が起きる前に出ていくことが増えたのでした。
そんな生活が1年ほど過ぎて、ある日S子が友人と旅行に出かける朝のことです。
その日は前々からその事を主人に告げて、朝早くから出かけますと伝えてありました。
S子はいつもより2時間早く起き、支度を済ませ家を出ました。主人が出勤するより少し早かったのですが、めずらしくゆっくりしてこいと声をかけてくれたと言います。
S子は呼んでいたタクシーに乗り込み、5分程進んだところで忘れ物に気づいた為、自宅へ引き返してもらいました。すると、家からちょうど主人の車が出てきたところでした。
しかし、車は職場ではない方向へ向かって走っていったのです。
S子は不審に思いました。家へ入り忘れ物を取ると、なんとなく主人のクローゼットを開けてみました。すると、休日用のバックがないのです。S子は胸騒ぎがして、玄関に戻ると主人が仕事で履く靴を見ました。やはり残っています。代わりに休日に履くものがなくなっていました。
主人はどこへいったのか。今朝の機嫌の良さそうな顔。なんとなく、いやな予感がしていました。
夫婦として終わっていたと思っていたのに、もしかして浮気しているかもしれないと思うと、怒りや焦りの気持ちが沸いてきてどうしたらいいのか分からなくなっていました。主人に対して、無関心になっていた自分に対しても後悔していました。
S子はスマホを取り出し、主人に電話をしました。
やはり出ません。
旅行に一緒に出掛ける友人に電話をかけ、状況を話しました。
友人は、ご主人の行き先も分からないし、もしかして思い違いかもしれない。温泉でも入って忘れましょうと言いました。S子は気を持ち直し、待たせていたタクシーに飛び乗り出かける事にしました。
そして旅行から戻ると、S子は今までとは打って変わって主人の行動をチェックするようになりました。
ある朝、S子は主人が出勤する跡をつけてみたのです。しかし、すぐ後ろを走っては見つかってしまう為、一つ車を挟むなどなかなか苦労したようです。
結局、探偵へお願いして浮気が確定しました。さらに、相手も特定してもらうことができました。
主人は早朝に女の家へ行き、2時間から3時間ほどで出てきたということでした。
一緒にマンションから出てきた写真も撮れたそうです。
結果を見て、S子は我慢できずに浮気相手のマンションヘ向かいました。
主人の車があることを確認し、部屋を訪ねようとしました。しかし、マンションにはオートロック機能があり、部屋の番号が分からずに断念しました。マンションの外から主人に電話をかけましたが、案の定出ませんでした。
そこで、S子は主人の車に乗り待機をしました。
2時間待つと、二人はS子が車に乗っているとも知らずに、仲良く歩いてきました。
そして、ドアを開けようとしたところでS子に気づき固まりました。
主人はものすごく驚いた様子でしたが、すぐに冷静を装って言い訳を始めました。おまえが疑うような関係ではないと。女はS子と変わらないくらいの年齢で、主人の好みの細身でキレイなワンピースを着ていました。
私が運転していきます、とS子は主人を助手席へ、女を後部座席へ乗せ出発させました。
S子は、はらわたが煮えくり返りそうなほど怒っていたので、声を震わせながら言いました。あなたたちのことは調べさせてもらいました。もう全部分かっているので本当のことを説明してくださいと。
すると女は、○○先生が結婚しているとは知らなかったと言い出しました。ご主人は離婚していて、今は独りだというお話を聞いていました。自分も医療関係の仕事をしています。ご主人は、夜は付き合いがあったりと忙しいということで、朝医療について勉強させてもらっていました、というようなものでした。
その間、主人は無言で貧乏ゆすりをしていたそうです。
もちろん、S子は女の言うことを信じてはいません。その後、主人を問い詰めると、おまえの好きなようにしろと言われてしまいました。
調べてみると、女が住んでいたマンションは主人が借りたものでした。契約日から見ると、もう2年近く関係があったと推測されました。
朝から不倫をしていたなんて!
S子は正直主人が浮気できる男ではないと思っていました。一般的にモテるタイプではないと、たかをくくっていたのです。医師の免許を取るために、今まで真面目にやってきたことは尊敬していましたが、男性としての魅力は感じていなかったのでした。
一度は慰謝料を取れるだけ取って欲しい女にくれてやる、とも思ったのですが、やっぱりこの生活は捨てられない。
S子は考えた末、離婚はしないと決めました。
主人のことはATMと思うしかない、この生活をさせてもらえるのは主人のお陰なのは間違いない。
自分の人生にとって大事な人なのだと。
S子はそう自分に言い聞かせて、今まで通りの生活を自分なりに楽しんでいるようです。
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