浮気調査とはどういうものでしょうか?
今までのご依頼者様の体験談を、ご依頼者のお悩み、その解決方法、解決後まで、ご紹介いたします。
(ご依頼者様に許可を頂いた上で掲載しております)
私は現在28歳のバツイチの女性です。
昨年結婚3年目の旦那の浮気が原因で離婚をしました。
私は25歳の時に交際していた旦那にプロポーズされました。
彼の職業は代々続く酪農家で、旦那は3代目でした。
その為、結婚と同時に旦那の家族と一緒に同居しなければならなかったのですが、世間知らずだった私は旦那の家族と一緒に住む事に当初何も抵抗はありませんでした。
旦那の家族構成は父、祖父、妹がいて、母と祖母は私が結婚する前に既に他界していました。
又、結婚後に知ったのですが旦那の実家は地元では有名の地主だったらしく私の実家とは比べ物にならないくらい裕福な家庭だったのです。
そんな旦那家に嫁いだ私ですが、親子3世代の同居は自分が想像していた以上に大変なものでした。
まず、結婚後から炊事洗濯は全て私の仕事になりました。
唯一の女である2歳年下の旦那の妹は、お金持ちの我儘お嬢様を絵にかいたような人だった為、上げ膳据え膳が当たり前で私は自分を含めた5人分の炊事洗濯全て1人で行わなければならなかったのです。
旦那の家族は年齢層が幅広く食事内容も違う為一度の食事に家族それぞれの口に合ったものを出さなければならず、大家族の家事の経験が無かった私は本当に苦労しました。
大変だったのは家事だけではありませんでした。
酪農の仕事は生き物を扱う仕事ですので朝が早く、休日が無い為遊びに行く事も出来ず、私は結婚一年目を迎えた頃には精神的にも肉体的にもかなり追い込まれていました。
そして、旦那の家族は皆私の事を女中扱いしており、いつも『嫁なんだからやって当たり前』『嫁の癖にでしゃばるな』、『嫁の癖に、嫁の癖に』と私は毎日のように罵られていました。
その事について彼に助けを求めても、旦那は『嫁に嫁いできたんだから仕方がない』と言って助けてはくれませんでした。
その為私達は毎日のように意見がぶつかり喧嘩ばかりしていました。
旦那は夜になるとよく友達と飲みに行く事が多かったですが、旦那と一緒に居るとどうしても喧嘩になってしまう為、私は旦那が遊びに行ってくれた方が楽だと思うようになっていました。
ある日の事です、家の掃除をしている時に、妹の部屋から話し声が聞こえてきました。
どうやら妹は誰かと電話をしているようだったのですが、その内容は『今日はうちの嫁はずっと家に居るみたいだから、お兄ちゃんとデートでもしてきたら?もし嫁が余計な事言ってきたら私が黙らせといてあげるから。』
『わかった!じゃぁ、お兄ちゃんに今日の予定の事伝えておくね!』
等と言った旦那の浮気をにおわせるものでした。
私は、この電話の内容を聞いて怒りと悲しみで身体がガタガタと震えました。
その日の夜、彼は友達と飲みに行くと言って出かけていきました。
私は、浮気の証拠を掴む為に旦那の後をつけようとしたのですが、妹がやってきて『ねえ、どこ行くの?このんな時間に嫁が出掛けるとかありえなくない?』と邪魔してきたのです。
妹の行動に強い怒りを覚えましたが、ここで妹に騒がれては面倒なので私は黙って部屋に戻りました。
彼はその日朝方の4時ごろに帰宅しました。
私は一睡もできなかった為、起きていましたが寝ているふりをして、彼が熟睡するのを待ちました。
彼が寝たのを確認すると、私は寝室を抜け出し、彼の上着を探りに玄関まで行きました。
彼の上着のポケットには案の定携帯が入れっぱなしでしたので、私は携帯を持ち出しトイレに隠れて彼の携帯の中身をチェックしました。
旦那の携帯は今で言うところのガラケーでしたので、スマホのようにロック機能は一般的ではなかった為簡単に中を見る事ができました。
結果は勿論黒でした。
メールボックスの中には女性とのやり取りが沢山残されていたのです。
一番新しいメールには『今日は会えて嬉しかった!○○ちゃん(妹の事です)にもお礼言っておいてね。愛してます。』と書かれており、彼が先程まで女性と会っていた事が解りました。
このメールを見る限り、やはり妹は旦那と浮気相手の間に入り手助けをしているようでした。
その他にも、旦那と浮気相手の女性が身体の関係を持った内容が書かれたメールもあり、私は、証拠になりそうなメール全てを自分の携帯のカメラで撮影し、保存しました。
その時の私の心境は、旦那に浮気をされた事による悲しみよりも、これでこの家族から逃げる事ができる。という思いの方が強かったです。
私は翌日、買い物に行くと言って家を出て、自分の母に電話を掛けました。
同居先では、どこで誰が聞いているかわからないので、誰かに電話を掛ける時はこうして外に出る必要があったのです。
そして母に、旦那の浮気の事、そしてそれに妹が関与していた事を話しました。
母は黙って私の話を聞き、最後に『お前はどうしたいんだい?』と聞いてきました。
私は、旦那と離婚したい事、証拠がある為慰謝料を沢山とってやりたい事を話しました。
母は私の話を聞いた後、少し考えてこう言ったのです。
『今までの結婚生活で、お前は本当に苦労してきたと思う。
今回の事、そして今までの事が有るから、離婚するときに慰謝料をいっぱい欲しいって思う気持ちもわかるよ。
でも、今回の事でお前が最も望んでる事は何か考えてごらん。
きっとお前は離婚してお金が欲しいんじゃなくて、離婚してあの家族から解放されたいんだろう?
慰謝料をとりたい気持ちもお母さんは良く分かる。
けど、あの人達は普通とは違う変わった人達だから、お金の話を持ち出すと、きっと一番の望みである離婚が遠のいてしまうと思うよ。』
とアドバイスをくれました。
確かに、私の嫁ぎ先の家族は皆少し変わっています。
代々家業で生計を立ててきた人達ですので、外で働いた経験も無く非常に世間知らずで、そして考え方がとても非常識的でした。
もし、話がこじれたら中々離婚できないかもしれないと思うと恐ろしくなり、慰謝料の事は諦め、ただ離婚を成立させる事に専念する事にしました。
家に帰り、私は帰り道に市役所でもらってきた離婚届にサインをしました。
離婚届を書き終えると、私は旦那と旦那の家族をリビングに呼び、離婚の話を切り出しました。
すると旦那の家族は私に原因も聞かないまま『嫁の癖に口を慎め!俺達の顔に泥を塗るつもりか!』と騒ぎ始めました。
そこで、証拠として撮ってあった、旦那の携帯のメールの写真を旦那の家族に見せました。
すると、一瞬旦那の家族はひるんだのですがそれでも『お前ができそこないの嫁だからこんな事になったんだ。』と再び騒ぎ出しました。
私は彼等を無視して黙って下を見ている旦那に
『あなたは結婚してからずっと私が苦しんでいる事を知っていても1度も助けてくれなかった。
その上こうして私を裏切って浮気までしていた。
もう私はあなたにはついていけないし、この先あなたの家族の面倒を見る気はない。
慰謝料なんて望んだりしないから、私を開放してほしい。』と泣きながら訴えました。
そんな私を見た旦那は暫く黙っていましたが、その後深く頭を下げ『今まで本当にすまなかった…浮気も出来心だった…でもお前を裏切った事には変わりない、お前が離婚を望むのなら俺は離婚を受け入れる。』と、言ってくれました。
旦那の言葉に、旦那の家族は『お前が頭を下げる必要はない!』等と更に大騒ぎしていましたが、私は用意してあった離婚届を旦那に手渡しし、家を出ていきました。
後日、旦那から電話が有りました。
離婚届を市役所へ提出してきた事、私の通帳に慰謝料として350万円振り込んだ事を言っていました。
350万円という金額は、私達が結婚生活の間に溜めていた貯金額でした。
そして結婚生活の間、私の事を守る事ができなかった事、浮気をしてしまった事を改めて謝罪してくれました。
彼は自分の親に頭が上がらず、私が辛い思いをしていたのはわかっていたが、どうする事もできずいつも自分の不甲斐なさを責めていたそうです。
浮気については当時、私とは家族の事で喧嘩ばかりしていた為、いつもイライラした所、元彼女からたまたま連絡がきた事をきっかけに出来心で浮気をしてしまったと言っていました。
そして妹と元彼女は友人同士だったらしく、その関係で妹も関与していたそうです。
現在私は、結婚前に勤めていた職場を復帰し、再び独身時代を楽しんでいます。
離婚して1年が経ちますが今でも思う事が有ります。
結婚後、私達は旦那の家族と同居さえしていなければ、こんな事にならずに済んだのかもしれない、と。
まぁ、今更そんなこと考えても仕方がないのですけどね。
もし次私が結婚する事があったなら、今回の離婚経験を教訓として、今度は結婚相手だけでなく、相手の家族ともうまく付き合えるかどうかを充分に考えてから結婚を決めよう思います。
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